司法書士ライブラリ

司法書士試験の用語集:択一式・記述式・基準点・答練などの意味

司法書士試験の案内や、講座・本に出てくる言葉を、初めて見る人に向けて説明します。

筆記試験・口述試験

司法書士試験は、筆記試験と口述試験に分かれます。 筆記試験は、例年7月の第1日曜日です。 口述試験は、筆記試験の合格者が受ける試験で、試験官の質問に口頭で答えます。 口述試験の後に、最終の合格発表があります。 申し込み・試験日・合格発表の日は、司法書士試験はいつ?にまとめています。

午前の部・午後の部

筆記試験は1日で、午前の部と午後の部に分かれます。 午前の部は、憲法・民法・刑法・商法(会社法)の択一式35問です。 午後の部は、民事訴訟法・民事執行法・民事保全法・供託法・司法書士法・不動産登記法・商業登記法の択一式35問と、記述式2問です。

択一式

いくつかの選択肢から答えを選ぶ形式の問題です。「択一」とも書きます。 午前の部・午後の部とも35問で、1問3点(105点満点)です。

肢

択一式の問題の、1つ1つの選択肢の文です。「し」と読みます。 肢を1つずつ〇×で解く本を、肢別の本や一問一答の本と呼びます。

記述式

事例の問題を読み、登記の申請書に書く内容を答える問題です。 不動産登記法と商業登記法から1問ずつ出題され、2問で140点満点です。

基準点・合格点

筆記試験には、午前の部の択一式・午後の部の択一式・記述式のそれぞれに基準点があります。 1つでも基準点に届かないと、合計が合格点を超えていても不合格です。 基準点と合格点は、年度ごとに決まります。 年度ごとの基準点と合格点は、司法書士試験の合格率は?にまとめています。

登記

土地・建物の持ち主や権利、会社の役員などを、法務局の記録(登記簿)に載せて、だれでも見られるようにする制度です。 土地・建物の登記を不動産登記、会社の登記を商業登記といいます。 それぞれの手続きを定めた法律が、不動産登記法と商業登記法です。 登記簿の中身と、司法書士・土地家屋調査士の分担は、司法書士と土地家屋調査士は、何が違う?にまとめています。

供託

お金などを法務局(供託所)に預けて、支払いなどの義務を果たす制度です。 たとえば、家賃を受け取ってもらえないとき、借りている人は家賃を供託できます。 供託の手続きを定めた法律が、供託法です。

ひな形(雛形)

記述式で書く、登記の申請書の決まった書き方の型です。 登記の種類ごとに、書く項目と書き方が決まっています。 ひな形を覚える本は、司法書士の雛形の本 4種類を比較するで比較できます。

判例・先例

判例は、裁判所(主に最高裁判所)が示した判断です。 先例は、登記などの手続きについて、法務省が示した取り扱いです。

主要4科目・マイナー科目・民訴系

主要4科目は、民法・不動産登記法・会社法(商法)・商業登記法です。 マイナー科目は、それ以外の憲法・刑法・民事訴訟法・民事執行法・民事保全法・供託法・司法書士法です。 民訴系は、民事訴訟法・民事執行法・民事保全法をまとめた呼び方です。

初学者・学習経験者

初学者は、司法書士試験の勉強をはじめてする人です。 学習経験者は、全科目を一通り学んだことがある人です。 予備校によっては、学習経験者向けの講座を「中上級」「上級」と呼びます。 コースの選び方は、初学者向けと学習経験者向け、どちらのコースを選べばいい?にまとめています。

合格目標

講座が目指す試験の年です。 たとえば「2028年合格目標」の講座は、2028年の試験に向けて講義が組まれています。

総合コース・本科生・単科講座・パック

総合コースは、全科目の講義と演習をまとめて受講する講座です。 TAC・伊藤塾では、総合コースの申し込みを「本科生」と呼びます。 単科講座は、記述式だけ・過去問だけなど、1つの目的の講座です。 パックは、いくつかの講座をまとめて申し込む形です。

インプット・アウトプット

インプットは、講義やテキストで知識を学ぶことです。 アウトプットは、問題を解いて、学んだ知識を使う練習をすることです。

通学・通信

通学は、予備校の校舎の教室で講義を受ける受け方です。 通信は、自宅などで、Webの動画やDVDで講義を受ける受け方です。

答練

答案練習会の略です。 本試験の形式の問題を時間を計って解き、採点や解説を受ける講座です。 答練・模試の講座は、答練・模試の講座を予備校で比較するで比較できます。

直前期

本試験の前の数か月のことです。 覚えた知識を総復習し、模試を受ける時期です。

基本書

科目ごとの知識を学ぶための本(テキスト)です。 基本書は、司法書士の基本書 6種類を比較するで比較できます。

六法

法律の条文を集めた本です。 本試験では、六法を使えません。 六法は、司法書士試験で使う六法 3種類を比較するで比較できます。

年版・毎年度版

翌年の試験に向けて、毎年新しい版が出る本です。 過去問集は、新しい年度の問題を加えた版が毎年出ます。

早期申込割引(早割)

講座の開講より早く申し込むと、受講料が安くなる割引です。 締め切りが何回かに分かれていて、遅く申し込むほど割引額が小さくなります。

教育クレジット

信販会社(分割払いを扱う会社)が受講料を予備校に立て替えて払い、受講者が信販会社に分割で返す仕組みです。 申し込むと審査があります。 予備校ごとの支払い方法と分割払いは、受講料は分割で払える?にまとめています。

教育訓練給付

雇用保険に加入している人(加入していた人)が対象の講座を修了すると、受講料の一部がハローワークから戻る制度です。 使える人の条件と対象の講座は、教育訓練給付金は使える?にまとめています。